【小説6位】『純情スイーツ妄想レシピ』波菜海月・はるの(絵)(白泉社花丸文庫)【アリス】
純情スイーツ妄想レシピ (白泉社花丸文庫) | |
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お菓子作りが得意で将来パティシエを目指す主人公。一目惚れした女の子は甘い物が好きで洋菓子店の店員をしていた。その子を笑顔にするために、美味しいスイーツを作ろうとする主人公。その修行の一巻として、学校の味のわかる先輩に感想を聞くことに。しかし甘い言葉をくれないその先輩が、実は一目惚れした女の子だとわかる。
後輩×先輩のスイーツラブって感じで(自分で言って頭抱えた)。評価ポイントは、ちょっとつれない感じの先輩と一途に恋する後輩のバランスのよさ、後輩の「実は一目惚れしたのは女の子の姿の時じゃなくて先輩としてあったとき」という開き直りの展開の安定感。それぞれの要素、ツンデレ・女装・先輩後輩・一途、が展開の中できっちり書かれていること。題名のキュートな感じからすると、中身はちょっと地味でした。どんな妄想が展開されるのかwktkだったのに、純情気味にふれたところとか。
まぁこんなもんでしょう、というところの安定感でちっさく六位。次回作を期待しております。六位は色々すったもんだがあって小ネタでもマイナー本気でもなく、普通に六位です。