第十八回文学フリマ参加します #bunfree

ご無沙汰しております。外原です。
一年間の沈黙を破り!NMBLPとしまして第十八回文学フリマ参加します!
新刊は!なんと!『本当はこのBLがすごい! 2013』です!!!!!
……はい。去年のニコニコ大会議で落としたアレですよアレ。原稿の供養です。思えばあのニコニコ大会議は地獄でありました……。主に音響的意味で。あと新刊も落としたし。
とにかく供養です。お焚き上げです。


なお2014はございません。
BL界もなんかいろいろ衰退路線だし? もういいんじゃない?的な? むしろ現在進行形で乙女官能系が熱い? というかメンバーが燃え尽きました!


以下概略です。

イベント概要

「第十八回文学フリマ」 

新刊『本当はこのBLがすごい! 2013』

  • 本当はこのBLがすごい!
    • 外原編
    • アリス編
  • 「このBLがやばい!」 追試編
  • 新人賞はとっても嬉しいなって 〜BL新人ピックアップレビュー〜
    • ゲストレビュアー:有村悠、犬上茶夢、砂糖りこ
  • あの頃も僕らはBLを読んでいた 〜10年前のBLレビュー〜
  • メディアミックスの果て、映画化の先 〜BL実写映画クロスレビュー
    • ゲストレビュアー:葵瑞希、葉咲透織
  • 2012年度BL作家カタログ 〜デビュー作から見る2012BL界の潮流〜

見るべきはですね。無駄に豪華なゲスト執筆陣ですね!!
メイン(外原・アリス・真悠)よりゲストの方が人数多いですからね!!!
ネームバリューも……(ごにょごにょ
あとは全体的に破れかぶれと行き当たりばったりな企画も見処です。テーマは「BLの過去と現在と未来」的な何かです。
そして、レビュー! レビュー! レビューです!
レビューの量と質はいつもどおり保証致します。

なお、2014版の発行が無いこともあり、以後のイベント参加予定は完全に未定です。
一時的に通販を受け付けるか、委託するか、電子版のみ頒布するか……。気が向けば秋の文フリ…? 完全に未定です。ですので、NMBLPの最後の1冊を確実に!という方は(いるのかなぁ)是非文フリまで足をお運びください。


バックナンバーの方は以下を用意して参ります。こちらも売り切れ御免、最後の頒布となる可能性が高いです。
お取り置き等も承りますので、Twitter(@natsu_san)またはこちらのブログのコメントでご用命ください。

  • 『本当はこのBLがすごい! 2011』
  • 『本当はこのBLがすごい! 2012』
  • 『プランタン出版ティアラ文庫総解説2』
  • ティアラ文庫総解説3 2011-2012』

ひとりごと

さて冒頭でも書きましたが、乙女系官能が熱いですね!
ジャンル開拓者であるところのティアラ文庫、暗黒系ラブに特化したソーニャ文庫などは絶好調ですし、さらに新創刊の嵐!!
ハーレクインの「ヴァニラ文庫」、リブレの「乙蜜ミルキィ文庫」、二見書房の「ハニー文庫」、竹書房の「蜜猫文庫」、角川の「クロスラブ」ジュリアンの「ロイヤルキス文庫」etc,ect
亜流ではティアラ文庫派生の「オパール文庫」、メディアファクトリーの「フルール文庫 ルージュライン」なども。
書店でもBL棚の一部を侵食しはじめ、まさに群雄割拠の様相を呈しております。このラッシュはもうしばらく続くのでは無いでしょうか。作家とイラストレーターの枯渇が心配なくらいです。既に定番作家&絵師を各レーベル取り合っている状態ですので。。。
文庫だけではなく、B6版のソフトカバー界隈も何やら賑わっていますね。(あっちはエロは無さそうですが)


っていうか、もう全作品レビューとかマヂ無理!!!!!
やめといてよかった!!!!!!(本音)



などと言いつつ、個人的に注目しているのが、ハーレクインの「ヴァニラ文庫」。
ハーレクイン本家の海外作品を、日本の乙女系官能に翻案してしまうという大胆なレーベルです。あえての翻訳! あえての翻案! 自社の強みと特色を最大限に活かすその姿勢やよし!!! ……などと思っていたらいつの間にか普通のオリジナルを出しはじめてしまいましたが。(おいおい)


それはさておき、翻案という黎明期の探偵小説かよwww的手法が非常に面白く、原作(翻案無し翻訳版)と併せて読んだりしております。
一応、昨年末あたりから比較レビューの企画なども温めており……こちらも文フリまでには公開したいところです。